寒中見舞いの文例 喪中の友人に堅苦しくない文章で送ってもいい?

友人から年賀欠礼のはがきが届きました。
今年はこちらから年賀状を
送らないことにしました。

なので、今回は年賀状の
代わりに寒中見舞いを送ろうと考えています。

といっても、友人は喪中ですし、
親しい間柄とはいえ、
例文そのままの寒中見舞いを
送るわけにもいきません。

喪中の友人に送る寒中見舞いには、
どんな文章を書いたらいいのでしょうか?

スポンサードリンク

寒中見舞いの文例 喪中の友人には?

さて、喪中の友人に寒中見舞いを送る場合ですが、
通常の寒中見舞同様、
「寒中見舞い申し上げます。
こちらは元気に過ごしております。
寒さが厳しい折、お体ご自愛ください」

まあ、本当に必要最低限のことをまとめると、
こういう文章でもいい、ということになりますね。

といっても、これではいくらなんでも
さみしすぎますよね。

というわけで、ここから少しアレンジを加えていきましょう。

新年のあいさつをこちらからも遠慮した、
という場合ですと、
「ご服喪中とのことなので、
年始のあいさつはご遠慮させていただきました」
という文を寒中見舞い申し上げます、
のすぐ下に入れていきましょう。

これで、年賀状の代わりにもできますね。
もちろん、年賀状の代わりとはいえ、
「あけましておめでとうございます」など、
お祝いの表現は使わないようにしましょう。

年始のあいさつ、年頭のあいさつなど、
新年のあいさつを表現する他の表現に置き換えましょう。

そして、もう一つは、故人の冥福を祈ることに加え、
相手の体調に加え、心情も気遣う文を入れましょう。
「ご一家の皆様には、お寂しい毎日をお過ごしのこととお察しいたします。
故人には大変お世話になりました。
今はただご冥福をお祈りするばかりでございます。
寒さが一段と厳しくなります折柄、何卒お体を大切にお過ごしください」

故人にお世話に・・・のくだりは、
もしも故人を知らない、ということでしたら、
ご冥福をお祈りいたします、という表現だけでもいいですね。

さて、喪中の友人に送る寒中見舞いの構成として、
・定型文(寒中見舞い・・・の部分ですね)
・自分の近況(こちらは元気です、など短めの表現でも大丈夫ですね)
・お悔やみの言葉
・友人の体調+心情を気遣う
という構成になってきます。

具体的にどのような文ができるのか、といいますと、
「寒中見舞い申し上げます。
ご服喪中とのことなので、年始のあいさつはご遠慮させていただきました。
私どもは元気に過ごしております。
ご一家の皆様には、お寂しい毎日をお過ごしのこととお察しいたします。
故人には大変お世話になりました。
今はただご冥福をお祈りするばかりでございます。
寒さが一段と厳しくなります折柄、何卒お体を大切にお過ごしください」

大分堅めの表現ですが、
こういう文章で寒中見舞いを送れば、
友人も少しは気が紛れてくれるかもしれませんね。

文例に関してですが、これ以外にも、
調べてみると、いろいろな例が出てくるかと思います。
それらを参考に友人との関係、
自分の気持ちなどを考慮して、
文章を起こしてみるのがいいですね。

寒中見舞いの文例で友人には堅苦しくない表現でもいい?

さて、先ほどは堅めの表現の文章でしたね。

スポンサードリンク

失礼な書き方になりにくい分、
安心して友人に送れますが、
親しい相手なのですし、
もっと堅苦しくない、自分なりの言葉で
書きたいなあ、なんて思うかもしれませんね。

では、堅苦しくない表現で寒中見舞いを
書いてもいいのかと言いますと、
もちろん、OKとなります。

寒中見舞い自体、ただの季節のあいさつですからね。
まあ、それ以外にもいろいろな使われ方をしてますけど。

最低限のマナーがしっかりしていれば、
残りは全部自分の言葉で書いてしまってもいいんですね。

では、先ほどの注意事項を踏まえつつ、
堅苦しくない文例を見ていきましょう。

「元気にしていますか?
喪中という事ですが、少しは色々と落ち着きましたか。
まだまだ寒い日が続きますが、体調を崩さない様に気を付けてね」

友人との関係で文も変わってくるでしょうが、
このくらいの表現でも大丈夫かと思います。

この場合、寒中見舞い申し上げます、を入れると、
後の文といまいちかみ合わないので、
除外してみました。
もちろん、入れても問題はありません。

入れない場合ははがきのどこかに「寒中見舞い」
と書いておけば、友人にも伝わりますからね。

堅苦しくない分、友人にも
こちらの気持ちが伝わりやすくなる、かもしれませんね。

たとえ堅苦しい表現だとしても、
友人にとってはまだ辛いかもしれませんし、
その時に、友人からはがきが来た、というだけでも、
大分気が紛れると思います。

堅苦しい表現にするにしても、
しないにしても、友人のことを考えつつ、
文章を考えて、寒中見舞いを送ってあげましょう。

お祝いになってしまいそうな近況報告はどうするの?

さて、余談ですが、もしも貴方が、
今年結婚したとか、子供が生まれたとか、
何かしらおめでたいこと
があったかもしれませんね。

年賀状にこういうことも書こうと思っていたのですが、
友人は喪中とのことですし、
今回の場合、寒中見舞いに書いてもいいのでしょうか?

書いてもいい、のですが、
ちょっと表現に気を使わないといけませんね。

「旧年、結婚しました」「子供が生まれました」
など、簡潔にまとめましょう。

で、すぐに別の話題にしていきましょう。
お悔やみの言葉とか、友人の体調などを気遣う
文を入れておきましょう。

友人に祝ってもらうかどうかは別として、
ただの報告、という形をとる、ということですね。

まあ、正式にはこういうおめでたい報告は
寒中見舞いの「ついで」に行うものではないのですが、
時季を見て、何度もはがきのやり取りをする、
ということもあまりないでしょうからね。

伝えられるときに伝えちゃう、
ということですね。

ただ、今回の場合は友人の状況を考慮して、
簡潔にまとめてお伝えするようにしましょうね。

まとめ

寒中見舞いを喪中の友人に送るときには、
・お悔やみの文を入れる
・相手の体調+心情を気遣う
文も入れると、友人も
気が紛れると思います。

必ずしも堅苦しい表現で文章を書く必要はなく、
多少柔らかい表現を使ってもOKです。

といっても友人の状況を考慮して、
しっかりとマナーを守るようにしましょう。

スポンサードリンク

コメントを残す

CAPTCHA


*