お中元のお返しは不要でもお礼状はいるの?断るには?

お中元を断る方法は、こちらに詳しく書いてあります⇒

日頃の感謝の気持ちを込めていざ、
お中元を贈りました。
そしてまさかのお返しが(^^;

基本的にお中元にお返しは不要とされています。
しかし、それでもお中元のお返しをもらうことってありますよね。

今回はお中元のお返しは不要なのか?
などについて書いていきます。

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お中元のお返しは不要なの?

お中元のお返しは基本的には不要とされています。
実は不要、というよりは、「不必要」って書いた方がいいんですね。

どういうことかといいますと、
お中元は日頃の感謝の意味を込めて、
目下の人が目上の人に贈る
季節のあいさつだったんですね。

今ではお中元の態様もだいぶ変わってきていますが、
最初っから贈り手側の「お礼」なんですね。

なので、お中元にお礼を返すことは
お礼にお礼を返してしまうことになり、
堂々巡りになりかねないことなんですね。
(実際に堂々巡りになることはないと思いますが……)

だから、お中元でお礼は不要だ、
というよりも不必要だ、ということになります。

しかし、お中元=お礼を返さないといけない、
みたいな風習があったり、そういう価値観を持つ人たちもいて、
そういう人たちはお中元にお返しをしてきます。

持ちつ持たれつ、文字通り「和」の心ですが、
それがお中元のお返し事情を余計にややこしく
しているんですね。

詳しくは3章で書いていきますが、
お返しは不要だから、とこちらの価値観を押し付けて、
一方的に礼を踏まえずに断ると、
普通に断るよりもさらに角が立ってしまいます。

3章ではそのことについて細かく書いていきます。

そして、お返しもは不要だとしても、
お礼状はどうなのでしょうか?

こちらはまたお返しとは少し意味合いが
異なってきて、
対応も少し変わってくるんですね。

お中元のお返しはお礼状だけでもOK

お中元のお返しは不要ですね。
もう答えは書いちゃってますが、
お中元のお返しは通常、お礼状もしくは
お礼の電話なりメールなり、で十分なんですね。

これはどういうことなのかと言いますと、
お礼状を出すということは、
お中元が届きましたよ、
という報告の意味が含まれているんですね。

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なので、よほど気心が知れているとか、
よく顔を合わせる、などの事情がない限りは、
お礼状を出して、相手に報告した方がいいんですね。

お中元へのお礼を述べることもできますからね。
実際はこれでお中元の一連の流れは
終わるわけですね。

しかし、お中元のお返しが贈られてくることも
ありますよね。

3章ではお中元のお返しを断る方法
について書いていきます。

お中元のお返しを断るには

一般的なお中元の断り方に倍返し、というものがあります。
おそらく、相手がお中元のお返しをしてくるときは、
同じように「お中元」として贈られてくると思います。

なので、お中元の断り方がそのまま使える、
ということになります。

ただ、この倍返しだと、こちらの費用がかさみます。
さらに相手が意味を知らないとますます
事態を複雑にしてしまいます。

なので、ここは電話なり、手紙を贈るなりして、
「今後、お中元のお返しは不要です」とか、
「こちらの感謝ですので、お気遣いは不要です」
など、書いて送る、というのがいいと思います。

それでもまだお返しが届くようなら、
今度は無地のしでお中元と書かずに贈りましょう。
無地のしだと何だか分からないので、日頃の感謝の贈り物です、
と分かるような手紙も添えておきましょう。

この方法だと、お中元=お返し
という人でもお返しを贈ってこないですね。

しかし、ここまでやってもなお贈ってくる
人もいるにはいます。

ここ数年顔も合わせておらず、惰性でお中元のやりとりだけをしている、
なんて人なら、そのまま来年からはお中元を贈らない、
という選択もありですね。
相手もお中元が届かなくなってもそこまで気にしないでしょう。

少し厄介なのが、顔を合わせる機会がある相手です。
突然お中元を贈るのを止めるわけにもいきませんからね。

そういう時は普通に受け取るのも手ですね。
もらったらどうしても邪魔になる!
なんて贈り物でもない限りは、
お返しをもらって嫌だ、ということも
あまりないと思いますので。

相手も良好な関係を維持したい、という
意思表示ですからね。
ありがたく頂戴しちゃいましょう。

まとめ

お中元のお返しは基本的に不要ですが、
お返しを受け取ることもあると思うので、
そんな時は臨機応変に対応していきましょう♪

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