お中元、お歳暮ともに半年間の
感謝を込めて、お世話になった人に
贈り物をする慣習ですね。
しかし、現代では必ずしも
お世話になった人に贈るわけではないようですね。
どの程度の範囲まで贈るのがいいのでしょうか?
お中元、お歳暮ともに似た慣習なので、
マナーには共通事項もあります。
お中元とお歳暮は誰に贈るべき?
お中元とお歳暮は誰に贈るべきでしょうか?
おおまかな基準は「お世話になった人」
に贈るということです。
お中元、お歳暮ともに半年間の感謝を込めて
贈り物をするという慣習だからですね。
さて、まず親戚関係についてはどうでしょうか。
実家、義実家など、浅からぬ縁がある場合は
聞いてみたりして、贈る、贈らないを決めましょう。
親戚に関しては、はっきりと世話になっている、
という相手でもない限りは贈らない方が無難です。
ただ、兄弟間で贈りあうことになっている、
とかの場合は贈った方がいいですね。
次に会社関係についてはどうでしょうか。
昨今、社内でのお中元、お歳暮の
やり取りを禁止している企業もあるくらいです。
また、そういった規定などがなくとも、
お中元、お歳暮のやり取りはしない、
という会社もあると思います。
そういう時は上司、同僚に聞いて、
贈っていいものか、よく贈りあうのか
聞いてみるのが手です。
社内ではお中元、お歳暮がどういう扱いを
されるかが分かりますし、
贈る、贈らないの判断も付けやすくなります。
そして、誰に贈るか、ということに関して、
気を付けないといけないのが、
お中元、お歳暮は1度で終わるものではない、
ということです。
お中元、お歳暮は一回贈ったら最低でも
3年は続けないといけない、
と言われることもあります。
なので、毎年負担がかかってくることになります。
それも考慮した上で、しっかりと
贈る相手を選んでいく必要がありますね。
お中元とお歳暮のマナーとは
お中元とお歳暮は性質が似ている分、
マナーでも共通項があったりします。
まあ、こんなことを書いておいて
いきなり共通でない事項を説明します(苦笑)
当たり前のことですが、時期があまりに
はずれていると、のしに「お中元」「お歳暮」
と書いてあっても相手は困惑してしまいます。
なので、時期を覚えておいて贈るのも
マナーの一つになります。
まず、お中元についてですが、
ざっくりと2つのパターンに大別されます。
・東日本:7月上旬~7月15日
・西日本:7月下旬~8月15日
となっています。
今は区別は曖昧になってきていますが、
この2パターンですね。
相手に聞いたりして、贈る相手の時期に合わせるか、
両者の時期が被る7月中旬ごろに贈る、
というのもありです。
次はお歳暮についてですが、
お歳暮は12月中~12月下旬に贈るものとされています。
特に地域差はないようですね。
12月31日までなので、ぎりぎりまで大丈夫ちゃ
大丈夫なのですが、
暮れの時期は忙しい時期ですので、
12月20日ごろには
相手に届いているのがいいですね。
今度は贈る品物についてですね。
お中元の時は注意が必要で、
お中元の贈り物に関しては
「夏を乗り越えられるようなもの」
である必要があります。
まあ、食べ物とかを贈る場合ですね。
夏場にはちょっとなあ、
みたいな食べ物は避けた方がいいです。
お歳暮に関しては、季節の要求はないので、
そういう点ではお中元い比べて
自由度が高い贈り物ができますね。
お中元とお歳暮はどちらかだけでもいいの?
お中元と、お歳暮。
何度も書いているように性質は
似ているので、
「どちらかでも、いいよね!?」
と思うかもしれませんね。
確かに、片方だけでもいいのですが、
その場合はお歳暮のみ、という形の方がいいですね。
お中元は夏までの半年間への
感謝になってしまいますので、
残り半年が浮いてしまうんですね。
お中元を贈ってお歳暮が来ないと
不思議がる人もいるので、
お中元だけというのは、NGなんですね。
そんなことを言ったらお歳暮も
半年だけじゃないか、という話になりそうですが、
年の暮れに贈るものなので、
お中元のように不思議がられないです。
できればどちらも贈るのが望ましいのですが、
もしもどちらかだけ贈るのだとしたら、
お歳暮だけ、という形がベターですね。
まとめ
お中元と、お歳暮は半年間の
感謝を込めて、品物を贈る慣習です。
贈る相手と品物をしっかりと選んで、
感謝の気持ちを伝えましょう( ̄ー ̄)bグッ!