お歳暮のお礼状が届きました。
夫がお礼状を出すべきところですが、
年末で忙しいですし、
妻が代筆することになりました。
といっても、代筆するのは初めてですし、
お礼状をどう書けばいいのか、
よく分かりません。
お歳暮のお礼状を妻が代筆する時は、
どう書けばいいのでしょうか?
お歳暮のお礼状を妻が代筆する時のルールとは?
お歳暮のお礼状を代筆する時には、
いくつかルールがありますね。
まず、今回は妻が代筆をしていますし、
旦那の名前を書いて、
横書きなら下に、
縦書きなら左下に、
旦那の名前の字よりも少し小さいくらい大きさで、
「内」と書くようにしましょう。
で、内と書いたときに一緒に
妻の名前を書いてもいいのですが、
相手によって使い分けるようにしましょう。
同格くらいとか、妻の私のことを知っている、
などの場合は内と一緒に名前を書いても大丈夫です。
ただ、目上の人にお礼状を出す場合は、
内の後に名前を書かないようにしましょう。
名前を書くのは親しさを込めた表現なので、
目上の人「内 〇〇」
と書いてしまうと、失礼な表現になってしまうからですね。
さて、妻が代筆した場合は
内、と書くのですが、
肝心の文章はどういう書き方をすればいいのでしょうか?
旦那が書いた場合は、
「拝啓・敬具」を使うかと思いますが、
代筆していますし、
この場合は、「拝啓・かしこ」
と書いたほうがいいのでしょうか?
これに関してですが、
どちらを使っても大丈夫だと思います。
夫の代わりなのだし、「拝啓・敬具」
代筆していても、書いているのは妻(女性)なんだし、
「拝啓・かしこ」どちらでもいい、ということですね。
今度は文章の内容ですね。
「いつも主人がお世話になっております」と妻目線で書くべきか、
「いつもお世話になっております」と旦那目線で書くべきか、
どちらが正しいのでしょうか?
これもどちらで書いても構わないですね。
妻目線で書いた場合は、
明らかに妻が書いたと先方も分かるので、
内はあってもなくても大丈夫になります。
そして、旦那目線で書くにしても、
妻目線で書くにしても、
・旦那が喜んでいたこと
・旦那含め、妻(家族)も喜んでいたこと
の2点を書いておくようにしましょう。
お礼状ですし、相手も
こちらが喜んでくれた、と分かれば、
嬉しいですからね。
「内」ではなく連名にしてもいい?
余談ですが、妻が代わりに書いて出す場合として、
連名で出す、ということも考えられますよね。
内でなくても連名でよい気もしますが、
お歳暮などのお礼状では、
内と書いたほうがいい場合が多いかと思います。
連名で手紙などを出す場合は、
結婚報告とか、2人で出さないといけないものとか、
お中元、お歳暮などの贈り物が夫婦宛で届いたなど、
2人同時にお礼状を書いたほうがいい場合、
などに書くものです。
なので、お歳暮も夫婦宛なら、連名でもいいかと思いますが、
旦那宛てのお歳暮には、
「内」と書いた方がいいでしょうね。
まとめ
お歳暮のお礼状を妻が代筆する場合には、
「内」を書くようにしましょう。
・夫が喜んでいたこと
・妻(家族)も喜んでいたこと
の2点をお礼状に書くようにすると、
こちらのお礼の気持ちも伝わりやすくなりますし、
相手も喜んでくれると思います。