初盆の挨拶で喪主はどう挨拶をするの?会食の時の例文は?

初盆で喪主をします。
法要の準備をしたり、会食の手配をしたりと、
準備もそれなりに進んでいます。

ただ、どう挨拶をしたらいいのか、
少し悩んでいます。

家に来てもらったとき、
お寺での挨拶、会食での挨拶、
お帰りになる時の挨拶などなど、
挨拶する機会も多くあります。

初盆では喪主はどう挨拶を
するのがいいのでしょうか?

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初盆の挨拶で喪主はどう挨拶をするの?

まず、ざっくりと挨拶をしないといけない
場面を確認しておきましょう。

家に来てもらったとき⇒お寺での挨拶
⇒法要後の会食⇒お帰りになる時の挨拶

だいたいこの4つの場面で
挨拶をする機会があると思います。

一人一人挨拶するシーンと、
まとめて挨拶をするシーンがありますね。

この流れの順番で、
どう挨拶をしていくのか、見ていきましょう。

初盆の時に家に来てもらったときの挨拶は?

家に来た時に、法要に参加する全員が、
同時に来ることはまずないと思います。

各々、来てくれた順に挨拶を
していきましょう。

「本日はありがとうございます。ようこそお越しいただきました」
こんな具合に、短くてもいいので、
初盆に来てくれた感謝の気持ちを伝えましょう。

玄関先で挨拶をすると思うのですが、
玄関先で長々と挨拶をしても仕方ないので、
挨拶は短めに、お寺に行くまでの間、
あなたのお家の中でくつろいでもらいましょう。

お寺ではどう挨拶するの?

お寺、まあお坊さんへの挨拶ですね。
こちらも、そこまで長くなくて大丈夫です。
「お忙しい中、誠にありがとうございます。本日はよろしくお願いします。」
ぐらいで十分でしょう。

お盆の時期はお坊さんも忙しいので、
次から次へと法要をなさる・・・かもしれないので、
短めに、感謝の気持ちを伝えておきましょう。

法要の前に挨拶をするのでしたら、
「本日はお忙しい中お集まり頂きましてありがとうございます。
それではこれより○○(戒名)の初盆(新盆)の法要を始めさせて頂きます。
(お坊さんの方を向いて)それではよろしくお願いします」
こんな感じに、短めに挨拶をしましょう。

お寺では喪主の出番もあまりないので、
そこまで出しゃばらないようにしましょう。

初盆の会食での挨拶の例文は?

お寺での法要も終え、
今度は会食ですね。

会食に参加しない方は、
ここでお帰りになると思いますが、
そういう場合は、
「さやかですがお持ち帰りの品をご用意いたしましたので、
ご自宅にて故人を偲んでいただければと思います」
といって、初盆のお返しの品を渡しましょう。

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さて、ではついに会食ですね。
ここでの挨拶の例文としましては、

「本日はお忙しい中、亡き○○の初盆にお集まり頂きまして
誠にありがとうございます。
早いもので○○が亡くなりましてから○月が経ちました。
皆様にお参り頂きまして、○○も喜んでいることと思います。
どうか今後とも私ども家族に対しましても尚一層のご指導ご鞭撻を
賜りますようお願い致します。
本日はささやかではございますが、お食事を用意させて頂きましたので、
お時間の許す限りごゆっくりとお過ごし下さい。本日はありがとうございました」

「本日は、○○の初盆にお集まりいただき有難うございます。
葬儀よりもう初盆を迎えることとなりました。
残された我々一同、今まで以上に力を合わせて生きていこうと思っております。
どうぞ皆さん、末永くお付き合いの程、よろしくお願いいたします」

「本日はお忙しい中お集り頂きましてありがとうございます。
おかげさまで初盆の法要も無事終えることができ、
亡き○○も安心していることと思います。
これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
粗宴ではございますが、お膳をご用意いたしました。
お時間の許す限り、どうぞごゆっくりなさってください。本日はまことにありがとうございました」

○○の部分は故人との続柄を
入れていきましょう。

例文なので、少し短めにまとめていますが、
間に故人のエピソードを挟むのもいいですね。
「皆で集まるのが好きな父でしたので、
会社終わりの飲み会が楽しみだったんだ、と
よく話しておりました」

こんな感じに、長くても3~4分程度の
エピソードを挟んでみるのもいいですね。

で、この時に重要なことが、
故人以外の「誰かを名指しした挨拶をしない」ことです。

たとえば良くあるのが、
「故人が最後にお世話になったのが○○さんの所で、その節は~」
と言い出すと、3,4分で終わらない話になりかねませんし、
最後の方はどうしてもだれてきてしまいます。

しかも「角が立つ」可能性もありえます。
エピソードを扱うのはもちろんですが、
故人以外を全部一緒くたに扱うことが重要です。

そして、お帰りになられる際には、
「本日は、わざわざありがとうございました。
近くにお寄りの祭には、是非お参りに来てください」
といった感じに、挨拶をしていきましょう。

まとめ

お盆の挨拶をする機会は、
・家にいらっしゃった時、
・お寺
・会食
・帰り際
などなど、ざっくりと4回ほどあります。

それぞれで適切な挨拶をして、
来てくれた人と一緒に故人を偲びましょう。

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